スカンセンで体験するスウェーデンの「民芸」と「暮らし」
スウェーデンの首都ストックホルムのユールゴーデン島にある「スカンセン野外博物館」に行ってきました!
スウェーデンの記事は久しぶりになります。ご興味のある方は「ガムラスタン」の投稿もどうぞ。
それでは早速行ってみましょう!
スカンセン野外博物館について
こちらの広い敷地に立ち並ぶ家々は同館開設者がスウェーデン各地から購入した後、解体して船で運び、そしてこちらで再び組み立てたとの事。それにより、ノスタルジックな街並みが見事に再現されており、スカンセンではスウェーデンのかつての「暮らし」を体験できます。
それにしてもスケールがすごい!
また、歴史や文化を学べるだけでなく、自然と触れ合いながら楽しめるスポットとして、多くの人々に愛されているんですよ♪
伝統的な技術が見られる工房の街
スカンセンは、スウェーデンの伝統工芸や手工芸を体験できる場所としても知られ、昔ながらの技術で製作する職人さんや工芸品が見られます。ちなみにこちらでは主に18世紀から19世紀にかけての工芸技術を再現しています。
スウェーデンのかつての暮らし
スカンセンにある建物は17世紀から20世紀初頭までのさまざまな時代に建てられたもので、こちらには当時の家具や道具が展示されていて、ここでは伝統的な衣装を着たガイドさんがスウェーデンのかつての暮らしについて詳しく教えてくれます。
おお~何か過去のストックトルムにタイムスリップしてきた感覚!
この奥さん雰囲気あるなぁ。レンブラントかフェルメールの絵画みたい。
人気アニメ映画のモデルになったパン屋
こちらは「バーゲリエット」という1870 年代のベーカリーを再現したお店。こちらではパンやクッキーなどが販売されています。
ちなみに同店の看板は魔女の宅急便の「グーチョキパン」のモデルになったと言われています。
ここでパンを作っているんでしょうか。木の温かみのある工房がとっても素敵!
スカンセンガラス
ガラス工芸が有名なスウェーデン。スカンセンでは職人さんによる伝統的なガラス吹きの技術を目の前で見学することができます。
また、工房に隣接するショップでは実際にガラス製品を購入することもできます。
子どもも職人さんの作業を熱心に眺めていました。
陳列された「スカンセンガラス」。それにしてもすごく美しい!
スカンセン北部地域
スカンセンにはスウェーデンの少数民族サーミ族の住居などもあり、彼らの生活様式や歴史に触れることができます。ちなみにサーミとは、スカンジナビア半島の北部に広がる「ラップランド」に住んでいる先住民で、特にトナカイの遊牧生活が知られています。
サーミの家
そういえば「アナと雪の女王」のクリストフもサーミ族の設定だったんですよね。そういえばトナカイも飼ってましたね。
それにしても本当に日本の高床式建築みたい。そっくり。
スウェーデンの森と湖
またスカンセンではスカンジナビアに生息するカワイイ動物を間近に観察することができ、文化だけではなく北欧の自然も楽しめます!
何と言っても北欧といえば森と湖。綺麗…来て良かった!
ブレダブリックタワー
そしてこのエリアの高台にある「ブレダブリックタワー」からは、ストックホルムが一望できます。
また、こちらの展望塔はデザインも象徴的で観光名所としても人気があるそう。
スカンセンに残る北欧の雪
実は子どもたちは今まで一度も雪を見たことがなかったので、今回の旅で雪が見られて大変喜んでいました。今度は降ってる雪も見せてあげたいなぁ。
そしてこの笑顔よ。
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ちなみに上のスノーブーツは下の子(左)が履いているのと同じタイプになります。ロゴが入ってるから新型になるのかも?
こちらはスウェーデンの「moz」の商品です。(娘は今でもとても大切にしています)
スカンセン施設情報
最後にスカンセン野外博物館の詳細情報をお知らせします。
住所 : Djurgarden 49-51, ストックホルム スウェーデン
エリア: ユールゴーデン & ユールゴーズブルン
アクセス: スカンセン停留所から徒歩1分
営業時間: 10:00~18:00
スカンセンでかつてのスウェーデンの「暮らし」を楽しんで
いかがでしたか?他にもスカンセンでは季節ごとに伝統的なお祭りやイベントが開催されていて、特にクリスマスマーケットの時期は多くの観光客で賑わうそうなので、海外旅行にご興味を持たれている方はスウェーデンも選択肢に入れてみてくださいね!